この鳥は何に見えますか?
新館(と言っても、既に20年近く前の建築ですが)の1階に、家庭科室前には大理石のモザイクによる「壁画」が存在しています。
新館建築当初、とある教員が「あの家庭科室前の壁画、カモみたいなやつ」と発言してしまったがため、その場所を未だに「カモ前」と表現する教員も存在します。
またその後、やはりとある理科教員が「あれはカモと言うよりはサギだ」という指摘をしました。そのため、私はその「サギかも知れない」という話を、時々授業の中で披露します。
しかし今回、改めてこの「カモと呼ばれているサギ」を撮影し、その同定を試みました。
結論から申しますと、このような鳥類は、地球上には存在しないようです。サギにしてはくちばしが太すぎ、カモにしては脚の形状が異常です。頭部だけ見ればカモメに見えなくもないが、肩?は猛禽類に似ています。
ここに画像はお示ししませんが、「飛んでいる姿」はかなりサギに近いです。
この鳥は、おそらくイタリアの職人さんの頭の中だけに生きている鳥なのでしょう。