中学2年生の総合的な学習の時間の様子です。
先日、難民問題に関する出張授業を行っている学生団体SOARの方にお越し頂いて、「いのちの持ち物検査」のワークショップを行いました。
「あなたにとって替わりのあるもの」
「あなたにとって替わりのないもの」
「あなたにとってどちらでもないもの」
付箋を使って、それぞれ当てはまるものを挙げていきました。
お金があれば買える物、そうでない物、なくては困ってしまう物。
皆考えながら記入していきます。
現在あまり不自由を感じることなく過ごせている私たちですが、それらがもしなくなってしまったならば?という喪失体験もしました。
自分達と変わりないような生活をしていた少女が、だんだんと戦火に追われて難民となってしまうショートムービーを見て、今の生活が当たり前ではないのだな、同じ世界で実際に起こっていることなのだな、と改めて感じることが出来ました。
自分達に出来ることは何なのか、大切にすべきことは何なのか、じっくり考える時間となりました。