高校3年生では全員必修で茶道の授業があります。
2学期はミニ茶会として亭主(主催者)、半東(はんとう、亭主の補助)、水屋(裏でお茶の用意をする人)を決め、クラス内でおもてなしの練習をしています。
今回は担任が正客(しょうきゃく、主客)としてお招きいただきました。
亭主は挨拶から始め、掛け軸の説明や立てたお茶に素敵な名前をつけて客をもてなします。
今回のお茶の名前はさわやかさをイメージした「ミセスグリーンティー」でした。
茶会の最後には客側からの講評があり、扇子に書かれた和歌を紹介しながら亭主への感謝を述べていました。
高校3年生はまもなく受験という忙しさですが、週に一度和室で落ち着いてお茶をいただくことで精神の鍛錬、文化の理解を深めています。