高校2年生はこれまで、①実際の社会人から話を聞いて、仕事をすること・働くことなどについて知るフェーズ、②仕事を選ぶ上での「軸」を知る・自分が選びたい「軸」を選び考えるフェーズ、③企業を調べて研究する、あるいは自分で世の中に必要な事業を考えるフェーズを経てきました。今回は、③のフェーズの仕上げとなります。自分が選んだ企業・会社の社長になりきって、その企業の魅力を他社の社長にプレゼンテーションしていくという取り組みです。
今回は、「社長になりきって」ということですから、一人一人の名前と社名、キャッチコピー(自分が考えたもの)が入った名刺を配布しました。事前に名刺交換のレクチャーをして、お互いが名刺交換をしながら自社の1分プレゼンテーションを行いました。最終的に以下の3つの部門で投票を行ってそれぞれの部門での1位を決めました。
①高い収益が期待される部門
②環境や人の生活・社会のあり方をよくしているだろう部門
③従業員が幸福でいられそう部門
つまり、今回のイベントは、約300社の社長が一堂に会し、自社の魅力を伝え合って1番を決めるコンペティションというわけです。マッチングの際には今年同じクラス、去年同じクラス、同じ部活、普段から仲の良い人とは行わない、という制限を加え、あまり知らない他クラスの人に声をかけ、新たな繋がりをひろげられる場となりました。中には、自社を象徴する小道具を用意してきている生徒もいて、非常に活気あるコンペティションとなりました。