年度末にあたり、2020年度 THE BEST DAY と題し、各学年教員が選ぶ、
生徒たちが最も輝いた日/最も成長した日/思い入れのある活動をした日 などをお伝えします!
初回は中学1年生。
今年度中学入学を果たしたものの、コロナ禍により多くの行事が中止になる中、2月のスキー教室の代替企画として、
「アイデアソン」
というPBL(Project-Based Learning:課題解決型学習)の取り組みを2日間に渡って行いました。
アイデアソンとは、アイデアとマラソンを掛け合わせた造語で、マラソンのように継続的にアイデアを出し合うということから名付けられています。
その2日間を、中学1年生のTHE BEST DAYとしてご紹介します。
【1日目】
まず、クラス横断で作られた班ごとに1つのテーマについてアイデアを出し続け、2日目の最後にはプレゼンするということが伝えられました。
そして、ワクワク・ドキドキの中、
「快適に睡眠をするための商品かサービスを考えよう」
「快適に勉強をするための商品かサービスを考えよう」
のテーマのいずれかが、各班に与えられました。
アイデアをどんどん付箋に書いて、アイデアシートと呼ばれるシートに貼っていきます。
それを班員で回覧しながら、さらに意見を出し合い、アイデアの中身を深めていきました。
この他にもいくつかの思考方法を体験し、より良い商品・サービスの探究をしていきました。
どの班も多くのアイデアを出し続け、1日目は終了しました。
【2日目】
一晩経つと頭の中が整理されるもので、昨日までは浮かばなかったアイデアが、また新たに出てきます。
さらに深みを増した各班のアイデアを、画用紙にアイデアスケッチとしてまとめます。
商品のイメージを絵にする生徒、商品のキャチコピーを考える生徒、追加のサービスを考える生徒。
班員で分担しながら、2日間の成果をアイデアスケッチにまとめていきました。
その後、各班で練りに練った商品・サービスを、クラス皆の前でプレゼンしました。
さらにクラス代表に選ばれたチームは、学年全体でのオンライン発表会に登壇!!
クラス横断の班編成のため、最初は緊張していた生徒もいましたが、
1つのテーマに向かってアイデアを出し合った2日目の最後には、息の合ったプレゼンを披露してくれました。
テーマごとに「最優秀アイデア賞」を投票で決めましたが、どちらのテーマも非常に僅差でした。
生徒たちの活動を見ていると、最後の最後までアイデア出しが止まらず、時間が足りなくなる班が相次ぎました。
こんなにも輝くアイデアを発想することのできる生徒たちの今後の成長が楽しみです。
以上、中1 THE BEST DAY をお伝えしました!