-DIARY-

オーストラリア研修旅行記

DATE : 2025/2/27

「オーストラリア研修旅行記①~オーストラリア到着!市内観光~」

2月も下旬となり卒業シーズン直前。中学3年生は卒業前最後の宿泊行事である「海外研修旅行」へ行ってまいりました。5泊7日でしたが、大きな病気やケガもなく、全員元気に帰ってまいりました!

現地での様子をお伝えしてまいります。

飛行機に揺られることおよそ10時間。中学3年生たちはオーストラリアに降り立ちました。

 

日本とオーストラリアの時差は2時間(サマータイム中のため)ですが、季節は真逆!降り注ぐ強烈な日差しが異国の地に来たことを実感させてくれます。早速日本では見たことのない謎の鳥(オーストラリアクロトキ。日本のカラスのように街の至る所にいました!)に出迎えてもらい、バスに乗り込みシドニーの観光地を巡りました。

ミセスマッコリーズチェアーでは、エリザベスマッコリ―に思いを馳せながら岩を切り出したベンチに腰掛けて見たり、綺麗な海に大興奮したり。現代建築の傑作とされるオペラハウスやオーストラリア最古の街であるロックス地区も訪れました。

宿泊したホテルでは夕食に大きなステーキが!これがかの有名なオージー・ビーフ!

その大きさと噛み応えに悪戦苦闘する生徒もいましたが、みんなおいしそうに頬張っていました。

東京を前日の夜に出発し、朝オーストラリアに到着、そのまま観光というハードスケジュール。なおかつ機内泊でしっかり休めなかった生徒も多かったはずですが、元気に過ごしてくれました。

 

「オーストラリア研修旅行記②~ファームステイvol.1~」

 

オーストラリア2日目。いよいよファームステイ開始です。

生徒たちは事前情報から、家の広さや飼育している動物、設備(プールがある・キャンプファイヤーができる)などは把握していましたが、ホストファミリーに実際に会うのは初めて!皆、緊張した面持ちでバスに揺られていました。

ホストファミリーとの集合場所のホールで開会式。代表生徒がとても流暢な英語でスピーチをし、現地の方を驚かせました。

生徒たちは2~6人のグループで農場をやっているご家庭にお世話になります。今回はなんと36のご家庭がご協力くださいました。1つずつグループが呼ばれ、ホストファミリーと対面、一緒に家へと出発していきます。

それぞれのご家庭はバックグラウンドも様々。ヨーロッパ系の方、インド系の方、アジア系の方…。迎えに来てくださった方々の人種も様々でしたが、共通していたのが暖かさ。皆さん生徒を全身で歓迎してくれました。生徒たちも釣られてテンションMAX。緊張もほぐれ、自らファミリーの懐に飛び込んでいくことができていました。ファームステイをコーディネートしてくださった現地の方にも「とても素直でフレンドリーな生徒さん」と褒めていただきました。

生徒たちは2日間、それぞれの体験をして帰ってくることになります。

 

「オーストラリア研修旅行記③~ファームステイvol.2~」

全ての家庭の様子を見に行くことはできませんでしたが、3軒だけお邪魔させていただくことができました。

 

1軒目はウマとニワトリ、ネコを飼っているご家庭。男子生徒4名がお世話になっています。

生徒たちはウマにニンジンをあげたり、ニワトリの世話をしたりとお手伝いに励んでいました。

庭にはプール・キャンプファイヤー・ハンモックなど楽しめる設備がたくさん!夜には天体観測を計画してくれていたようです。

  

2軒目は広い、綺麗な庭のあるご家庭。男子生徒6名がお世話になっています。尋ねた時はホストファーザーと犬(なんと生徒と同い年!)が出迎えてくれました。

生徒たちはすっかりご家庭に馴染み、まるでお爺さんと孫のよう!教えてもらったクリケットで遊んでいたようです。英語で説明されたルールをしっかり理解している生徒たちの英語力の高さに改めて感心させられました。

こちらのご家庭でも天体観測を企画してくださっており、南十字星を教えてもらったようです。

 

3軒目も広いお庭のあるご家庭。女子生徒4名がお世話になっています。

視察に赴いた我々教員はまずおしゃれな家に驚き、広い庭に驚きました。庭では野菜を栽培していたり、敷地内を流れる川でウナギを育てていたり!アルパカや七面鳥ものびのびと過ごしていました。木と木の間に張られたロープを滑空する「ジップライン」もあり、生徒たちは思い切り楽しんでいました。

 

 

「オーストラリア研修旅行記④~ファームステイvol.3~」

たった2泊のファームステイはあっという間に過ぎ去り、とうとうお別れの時がやってきました。

我々教員は最初にホストファミリーと出会ったホールで、ホストファミリーに送り届けてもらう生徒たちを待っていました。

 

すっかり打ち解けたファミリーと仲良さげに写真を撮る子、お別れを惜しんで泣いている子、ギリギリまで会話を楽しもうとする子。続々と到着する生徒たちは皆、どの子もとても良い顔をして帰ってきました。

 

「英語が上手で素晴らしい生徒さん。」

「明るくて素直な良い子たち。」

「また来年帰ってきて。絶対に来てね。」

「次はもっと長く泊まってね。」

ファミリーの方やコーディネーターさんから嬉しい言葉をたくさんいただきました。   

 

よほど楽しかったのか、生徒たちはすぐさまお土産話を教えてくれました。

「夜、山に登って野生のコアラを見に行った」「鞭を使って牛追いをした」「クリスマスツリーを育てている農場があった」「アヒルが出荷されて行った」「たくさんのアルパカがいた」「野生のカンガルーを見た」「夜はキャンプファイヤーをした」「カンガルーの肉を食べた」「チョコレートの工場に連れて行ってもらった」等々…。

日本ではできない貴重な経験をたくさんさせていただた、充実した2日間だったようです!