いよいよ最終日となりました。この日は行先ごとに分かれての活動のため、クラスやコースに関係なく生徒たちが交流できていました。
午前中はAコースが筑波山、Bコースが里山見学でした。筑波山は、ロープウェイで登り、少し険しい道を歩いて進んで頂上付近で散策、ケーブルカーで下山しました。頑張って登ったあとの山から見る雄大な景色に生徒たちは感動していました。
里山見学は初めに神生バラ園と駒村晴明堂(線香作り体験)に分かれます。駒村晴明堂では、職人さんの貴重なお話を聞き、見たことのない機械の迫力に圧倒されていました。
午後は筑波宇宙センター、地質標本館、環境科学センター、つくば実験植物園の4か所に分かれての活動でした。
筑波宇宙センターでは、ワークシートの問いを埋める形で見学しました。皆答えを探すため真剣に展示物を眺め、時に友達と相談しながらしっかり考えていました。もともと宇宙に関心のあった生徒は、衛星や宇宙服などを見て目を輝かせていました。
また地質標本館では、これからの地理総合の学びに活きそう、昔から石が好きで興奮したなど、ポジティブな感想が多かったように感じました。
それぞれの場所で、一人一人が学びのある時間を過ごせたと思います。クラスやコースの垣根を超えた活動により、初めは堅かった雰囲気も柔らかくなっていたように見えました。
この移動教室での様々な経験を経て、色々なことを感じたと思います。それを活かして、仲間と協力し、互いに高め合える学年になってほしいと願っています。