-DIARY-

中2 広島・古都研修旅行 3日目

DATE : 2021/12/11

3日目は1・2組、3・4組に分かれてのバス研修です。

バスガイドさんの楽しく興味深い話に耳を傾けつつ、それぞれ研修に向かいます。

 

 

【1・2組】

こちらのコースは、まず「神護寺」へ。周山街道の「山城高雄」バス停から清滝川を渡り、徒歩約20分!長い石段(400段とか?)を上った先に神護寺の楼門が西を正面として建っています。全員で登り切り、「かわら投げ」を楽しみました!

その後は、登った道を下って「高山寺」へ。そこでは素敵な庭と「鳥獣戯画」(本物ではないけれど)を見ました。

 

お昼は、揚げたての天ぷらや豆乳豆腐もついた豪華なものでした。

 

お腹いっぱいになった後は、「保津川下り」です!船頭さんの軽快なトークとともに、2時間近くの川の旅へ。「2時間」と聴いて「げっ」と思いましたが、あっという間に終わってしまいました。大自然の中を、川の流れに乗って進んでいく。晴天。気温もちょうど良い。涼しい風が吹く。時々、ほんの少し流れが早いところに来ると、歓声が上がる。水が跳ね上がり何人かが濡れる。動物に似た岩や木を見つけたり、ときに生徒が変わってオールをとったりする。みんな、とても充実した時間を過ごし、口々に「もっと乗っていたい」と言っていました。

後ろ髪を引かれつつ船を降りたら、幻想的な竹林を抜けて「天龍寺」へ。庭園、枯山水を見ました。

 

今日は1日、本当によく歩きました。きっとぐっすり眠れるでしょうね。

 

 

【3・4組】

まず初めに「伏見稲荷大社」に行きました。千本鳥居で有名な伏見稲荷大社ですが、実際には1000本以上あるかもしれないとか。正確な本数は、神社の方もわからないそうです。

また、鳥居をくぐっていた途中にある「おもかる石」。願いを心でとなえてから石を持ち上げ、思ったよりも軽ければ願いが叶うといわれているそうです。ですが、残念ながら思っていたより重かった!という人が多かったみたいです。重く感じた人は「より一層の努力が必要」だそうですよ。頑張りましょう!

また、伏見稲荷大社のおみくじは、なんと「大大吉」から「大大凶」まであるそうです。

 

二箇所目は「平等院」。10円玉に描かれていることで有名な、平等院鳳凰堂を見てきました。 2014年に改装工事を終えた丹塗の鮮やかな姿を拝むことができました。鳳凰堂は、このお堂自体が鳳凰の形になっているそうです。左右に広がっている部分が羽、前からだと見えませんが後ろにも建物が続いており、そこが尾っぽにあたるそうです。本殿の屋根の両端に乗っている鳳凰は、いま現在のものは本物ではなく、模造です。本物は、鳳凰堂のすぐ近くにある鳳翔館に保管されており、間近で見ることができました。

ちなみに、バスガイドさんによると、鳳凰は中国の想像上の生き物で、ニワトリ、ヘビ、キリンなどの動物を合わせて考えられた動物だそうです。

 

平等院をあとにし、近くの喜撰茶屋というお店でお昼ご飯。宇治は抹茶で有名ですが、茶蕎麦も名物です。茶蕎麦をはじめとした美味しい料理に、みんな大満足でした。

 

三箇所目は「東福寺」。ここは、鎌倉時代に藤原道長が造営した、臨済宗東福寺派の大本山です。道長は「大きな寺」を建立したいと思い、奈良の大きな寺として有名な「東大寺」と「興福寺」から一文字ずつ取って、「東福寺」としたそうです。この東福寺にある、「通天橋」からの景色は、紅葉の名所としても知られています。残念ながらすでに盛りの時期は過ぎてしまっておりましたが、「ここが一面の紅葉になったら、壮観だろうなぁ!」と想像をはたらかせながら、楽しみました。通天橋を通りながら、わずかに残った紅葉を楽しむ者、友達と写真を撮って楽しむ者、ゆったりと本堂などの建造物を眺めて楽しむ者、ちょっと疲れが出てきて休む者。みんな、思い思いに過ごしていました。

 

最後に訪れたのは、あかね屋さん。ここでは、「清水焼きの絵付け体験」をしました。みんな、それぞれ思い思いに絵付けをしていました。1時間という限られた時間で描ききるのは、なかなか大変でしたが、なんとか完成させて帰ってきました。完成品は後日送られてきます!

 

 

明日は、いよいよ最終日です。