-DIARY-

中2 広島・古都研修 初日

DATE : 2021/12/9

昨日の風雨が嘘のような天候に恵まれ、私たちにとって初めての旅が始まりました!

参加者全員無事にそろい、定時に出発。東京駅まで送ってきていただいた保護者の皆様、ありがとうございました。

 

約4時間後、広島に到着。広島の駅前で一度集合して気持ちを新たにし、ここからは路面電車に乗って原爆資料館へ(この日は特別に「被曝列車」に乗ることができました)。

およそ5ヶ月間にわたって事前学習で学んできたことが、いよいよ現実的な姿を持って生徒の前に立ちはだかります。どんなことを感じ、どんなことを考えてくれるのでしょうか。

広島平和公園から原爆資料館へ。思わず目を背けたくなるような資料が並び、原爆の恐ろしさを目の当たりにしました。見学後は爆心地から900mで被曝した飯田さんの講話をうかがいました。生徒による「はじめの言葉」の後、1時間にわたって貴重なお話を聴くことができました。最後は、生徒代表からの「お礼の言葉」で締めくくりました。

講話の後は再び公園に戻り、折り鶴の奉納セレモニーを行いました。1分間の黙祷をした後、3名の代表による文化学園大学杉並中学第2学年の「平和宣言」が述べられました。最後は、折り鶴の奉納。短い時間でしたが、全員で濃い時間を過ごしました。

 

広島からフェリーに乗って宮島へ。街の所々で、神の使いである鹿が出迎えてくれました。晩御飯は、かなりのボリュームがあり、大人にはちょっとキツイ感じ。でも、みんなご飯をおかわりするなど、たくさん食べていました。

ご飯の後は、夜の宮島散策。コロナ禍の今、開店している店は全くありませんでした。でも、ライトアップされた街は、どこか「千と千尋の神隠し」を想起させる神秘さを醸し出しており、散策した人たちには良い経験となったと思います。ちなみに、現在、あの有名な鳥居は修復中。ちょっと残念な気もしますが、70年に一回の修復ということで、逆にレアな景色を見ることができたと思います。

 

 

本日の報告はここまでとさせていただきます。少しだけでも、研修旅行の雰囲気は伝わったでしょうか。

さあ、この後、みんなちゃんと寝てくれるかなぁ……。